こんにちは。ぼっちバイカーです。
突然ですが僕の趣味の一つに、「かっこいいオフロードバイク動画を探す」ことがあります。
「なぜこの動画はかっこいいんだろう」「なぜこの動画はかっこよくないんだろう」と疑問を抱きながらいろいろな動画を視聴してきた結果、「かっこいい動画には共通点がある」ということがわかりました。
動画には構成、シナリオ、演出、特殊効果、カメラアングルなどいろいろな要素が絡んできますが、今回はその中でも重要な「かっこいいカットシーン」を紹介します。
紹介するシーンは全て使わなくても一部使うだけでもOKすぐ使えるものばかりなのでぜひ動画制作の参考にしてみてください。
かっこいいカットシーンベスト10
ということで10のかっこいいカットシーンを紹介します。
1.バイクのディティール
バイクのディティールとは、バイクのパーツや細部だけを撮影するシーン。
人間の目線のような動きでバイクを撮影することでバイクをより知ってもらえます。またバイク走行シーンと正反対の構図なので動画にメリハリが生まれますし、冒頭に入れることでそのあとの展開への期待が高まります。
例えば・・・
パーツに目がいくよう、背景はボケを出すことが多いです。その場合一眼レフや単焦点レンズなどを使うことでよりクオリティが高い映像となります。
2.オフローダーディティール
バイク同様、オフローダーもディティール、と言うかバイクに乗っていないシーンを撮影することでライダーへの親近感や印象付けることができます。
オフロードバイク乗りの場合、ヘルメットやゴーグル、オフロードジャージ、ブーツと装備がかっこいいので佇んでいるだけでも絵になるのです。
どれも何気ない動作なのにかっこいい。あ、忘れていましたがこれらの動作はスローモーションをかけるとよりかっこよく見えます。
3.自然ディティール
オフロードバイクの動画ですがあえてバイク以外の自然風景や岩、倒木、草木などを入れることで映像に深みがや没入感が増します。
また視聴者にロケーションの雰囲気を伝えることができます。
例えば・・・
などなど。これも背景をぼかしたりすることで立体感や臨場感が出ますね。
4.スタート演出
やりすぎるとくどいですが、適度に入れるとかっこいいのがスタート演出です。
このスタートシーンは割と有名でみんなやりがちですのであんまりどやどや感を出さずにさっと入れるとかっこいいかなと感じています。
それ以外にもキーオンでメーターが動いたり、エンジンスタートした後の排気音だったり、とスタートするシーンはいろいろありますので自分のバイクで探ってみてください。
5.遠くを指をさす
オフローダーは山を走ります。山というのは壮大で広大なはず。その広大さを表すために遠くを指差して「おい、今からあそこまでいくぞ」とか「そっちじゃない、こっちだよ」いう感じでスケール感やダンジョン感を演出します。
実際この人たちはどこへ向かっているのでしょうか?
答えは撮影したクルーもわかっていないのかもしれません。
とりあえず何もなくとも、指をさしたり、謎のジェスチャーをしているシーンを入れましょう。そして相方的な人間はそれに頷くだけでOK。それがかっこよさにつながる(はず)です。
6.カメラに向かって走ってくる
定番ですが、カメラに向かってオフローダーが走ってくるシーン。これは迫力があります。ぜひ音も一緒に入れたいですね。
どれも迫力がありますしこれなら一人でもカメラを固定しておけば撮影できます。映像を見る限り、低いほど早く見えるようです。
7.手前から奥へ走り去っていくシーン
上と逆で、今度は手前からバイクが奥に走り去っていくシーン。これも迫力ありますしかっこいい動画では間違いなく使われる定番カットシーン。
これも低い位置の方が早く見えます。またサーキット動画のようにパンすることでスピード感と言うかレース感を出せます。音を使わないなら少し早送りにしてスピード感をアップさせるのもありかもしれません。
8.草陰からのバイク
バイク動画なのにあえて手前の草を入れて撮影します。これにより臨場感や自然との一体感、山にいる没入感が高まります。
まるで”山の中に潜んでいる人間がこっそりバイクがくるのを覗き見ている。”・・・そんな映像です。
草木でバイクが隠れることで情報が欠落するのに妄想でバイク走行シーンを補ってしまう脳みそは本当にすごい。
9.アクションカム
ヘルカメ動画はモトブログではメインで使われますが、PVのような映像でも有効です。ただかっこいいPVではあまり長くは使わずに、一瞬(1-4拍程度)だけ写すことが多いようです。
手振れ補正がキレッキレに効いた映像だともっと長い場合もありますが、オフロードの場合ある程度ブレてしまうのでサクッと一瞬だけアクセントのように使うと飽きがこない動画になります。
また、あえてヘルカメ以外で使うのも面白いです。例えば、リアフェンダーに後ろ向きでアクションカムを設置したり、スイングアームにつけてリアタイヤを撮影してみたり、防水の川の中に入れてみたりと小型・防水・耐衝撃と言う性質をフルで生かすと面白いシーンが撮影できるでしょう。
10.バイク下部だけ
あえてライダーは入れないでバイク、特にタイヤが中央にくるくらいバイク下部にフォーカスした構図です。
これはバイクメーカーのpvでよく使われるので「よりバイクの魅力を伝えたい」という時に有効と言うことだと思いますが、ライダーが映らない分路面状況やサスペンションがぐりぐり動いているのがわかるので迫力があります。
このように何かを切り捨てることでより魅力が伝わるケースもあるってことは勉強になりました。料理の写真であえて全体でなく部分だけうすつアレと似てますね?
かっこいいシーンをまとめた動画を作りました
初めからそれ出せよっ!て感じですが、上記で紹介してきたシーン全てをまとめた動画を作りました。
動画だけだと「へー」ってなるかもなので記事として文字で残してみましたがいかがだったでしょうか?
まとめ
まとめると以下10シーンがかっこいい動画でよく使われているものでした。
-
1. バイクのディティール
2. オフローダーディティール
3. 自然ディティール
4. スタート演出
5. 遠くを指をさす
6. カメラに向かって走ってくる
7. 手前から奥へ走り去っていく
8. 草陰からのバイク
9. アクションカム
10. バイク下部だけ
これから動画を作る人のアイディアとして何か役立てば幸いです。
こんな感じ。