最終更新日時:2019/01/29
2019年現在でも購入することができる「125ccのSS(フルカウル)の外車」のおすすめを紹介します。
なお、国産125ccのSSについても以下記事で書いています。併せてお読みください。
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KTM RC125
KTM RC125
KTM RC125の新車価格は530,000円(税込み)。2019年の新車として発売されている本格派125ccのフルカウルモデルです。
RC125のエンジンは4ストローク124㏄水冷単気筒DOHC4バルブで、タンク容量は10リットル。燃費は、調べるとおおよそ40km/Lとのことで理論上は航続距離は400kmとなります。
値段は125ccクラスとしては高めですが、乾燥重量135kgでフロントサスペンションはオフロードでは有名なWP製の倒立フォーク。ブレーキはブレンボグループのByBre(バイブレ=”byブレンボ”の意)製のブレーキで、4ピストンラジアルマウントキャリパーがフロントに、リアにもシングルピストンフローティングキャリパーのABSがついていますので装備としてはかなり豪華。
金額としては国産250ccのバイクが買える値段ですが、あえて125ccが好きでこだわりたい方にはおすすめです。
KTM RC125のスペック
全長・全幅・全高 | 1995mm/705mm/1099mm |
シート高 | 820mm |
車両重量 | 135kg |
最高出力 | 15ps(11.0kw)/9,500rpm |
その他装備 | Bosch製 9MB 2系統ABS |
アプリリア RS4 125
アプリリア RS4 125
イタリアのアプリリア RS4 125の新車価格は518,000円(税込み)。2019年現在も新車として発売されている本格派125ccのフルカウルモデルです。
RS4 125のエンジンは4ストローク124㏄水冷単気筒DOHC4バルブで、タンク容量は14.5リットル。RS4 125の燃費はオーナー情報によると33km/Lとのことですので理論上、航続距離は478.5kmです。走りますね!
インプレを読んでいると「125なりなパワーだが高回転域でパワーバンドに入った時の加速感は楽しい」と言うインプレが多いです。車両が軽いので街乗りはもちろん、ツーリングや峠道などで操作する楽しさも味わえます。
外車なのでお値段は国産と比べると高めですがその分運転する楽しさや官能的なバイクフィーリングが楽しめる一台です。またアフターパーツでバックステップやクイックシフター等レース向けのカスタムパーツも出ているため、サーキットをちょっと行ってみるような遊びに発展させるのも楽そう。
アプリリア RS4 125のスペック
全長・全幅・全高 | 1968mm/760mm/1135mm |
シート高 | 820mm |
車両重量 | 145kg |
最高出力 | 15hp/10,500rpm |
その他装備 | ABS、クイックシフター(オプション) |
まだ買える?アプリリア GPR125(4st)
アプリリア GPR125(4st)
アプリリア GPR125(4st)の新車価格はおよそ35.9万円で2016年までは新車として発売されていたアプリリアの125ccのフルカウルモデルです。
GPR125(4st)のエンジンは4ストローク124㏄水冷単気筒DOHC4バルブで、タンク容量は15.4リットルで燃費はオーナー情報によるとおよそ30km/Lなので、GPR125(4st)の理論上での航続距離は462kmです。
GPR125というともともとのDELBI(デルビ)の2ストロークモデルである GPR125 を想像される方もいるかもしれませんが、こちらは4ストで、デルビのGPR125のフレームにアプリリアのエンジンが使われています。
かなりなレア車ですがたまにSOXに入ることがあるそうですので、このスタイルに惚れてしまった人は定期的に探してみましょう。
アプリリア GPR125(4st)のスペック
全長・全幅・全高 | 1950mm/770mm/1160mm |
シート高 | 770mm |
車両重量 | 140kg |
最高出力 | 15hp/9250rpm |
まだ買える?アプリリア RS125
アプリリア RS125
アプリリア RS125は2008年が国内最後の新車として販売された125ccのフルカウルモデル。アプリリア RS125は中古で1万距離程度のマシンが3-400,000円で手に入ります。
何と言っても、RS125のエンジンは2ストローク124㏄水冷単気筒クランクケースリードバルブ。今では珍しい2スト125ccのSSです。載せるか迷いましたがまだ今でも状態の比較的良い中古が出ているため情報としてのせました。
タンク容量は14リットルで燃費はユーザーインプレを読むとおよそ20km/LなのでRS125の航続距離は理論上は280kmです。2ストにしては燃費も良い気がします。
21世紀にあえて2ストに乗りたいと言う、少しあまのじゃくで人と違ったバイクに乗りたい、けど古すぎるホンダのNSシリーズはちょっと・・・と言う人にはぜひ検討してみてください。
アプリリア RS125のスペック
全長・全幅・全高 | 1955mm/720mm/1100mm |
シート高 | 805mm |
車両重量 | 115kg |
最高出力 | 23ps/10000rpm |
その他装備 |
外車125ccのSS(フルカウル)で足つき比較
125ccのss(フルカウル)の外車で足つきを比較してみます。
GPR125(4st) | RC125 | RS4 125 |
770mm | 820mm | 820mm |
シート高から足つきがいいのはアプリリアのGPR125です。その次に、現行でも買えるKTMのRC124とアプリリアのRS4 125が同じシート高となっていますので、現行のモデルを買うなら足つきはそれほど変わらないです。
外車125ccのSS(フルカウル)の値段を比較
125ccの外車SSの値段を比較しました。
GPR125(4st) | RS4 125 | RC125 |
350000円 | 518000円 | 530000円 |
GPR125は中古なので安くて当然ですが、新車だとアプリリアのRS4 125の方が2万円ほど安いですが、正直誤差の範囲ですね。スペックやパーツも大事ですが、個人的にはかっこいい方を買うのが正解だと思います。所有感はどちらも高いです。
外車125ccのSS(フルカウル)は不人気なのか?
新車で買えるバイクも少なく、外車125ccのSS(フルカウル)の種類はあまり多くないです。
やはりスーパースポーツと言うジャンルのバイクはスタイリングも去ることながら、スペックを重視される傾向にあります。そういった意味で「125ccでこの価格なら250ccや400ccの方が・・・」となることが多く、あまり人気がないのかもしれません。
以前は「125ccはこんなもんでしょ」と言うデザインのフルカウルでしたが、近年は上位モデルの意匠を受け継ぐデザインでかなりかっこいいです。外車のSSならなおさらです。
125ccにしては高い外車125ccのSSですが、コスパ高くかつ所有感を楽しむなら「あり!」と声を大にして言いたい。そんな方には外車125ccのSS(フルカウル)はおすすめです。
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まとめ
外車125ccのSS(フルカウル)を比較、紹介しました。
125ccのバイクは燃費も良く、維持費も安く、保険も有利と言う点でコスパが高いです。さらにSS(フルカウル)は上位モデルに負けないかっこいいデザインに仕上がっている点が最大のポイントですね。カウルもあるので高速走行でもネイキッドやオフロードバイクよりも楽できます。
外車の125ccは国産250ccのSS並ですので誰にでもおすすめはできませんが、”あえての125“は個人的には「大アリ」です!
なお、海外だけで発売されているYamahaのYZF-R125やKawasaki 125Ninjaなども外車扱いですが、国産メーカーということで今回は紹介しませんでした。国産メーカーの125ccのSS(フルカウル)バイク一覧は以下記事で紹介しています。