【究極のキャンプツアラー】BMW R1200GS ADVの1年経過インプレ

こんにちは。ぼっちバイカーです。

BMW R1200GS アドベンチャーに乗られている アレッサ(@qm22944) さんにインタビューしました。

BMW R1200GS ADVってどんなバイク?

BMWのアドベンチャーバイクといえば”GS”シリーズ。そしてこの「R1200GSアドベンチャー」はそのGSシリーズのフラッグシップモデル、といえます。

BMW R1200GS ADVとアレッサさん

BMW R1200GS ADVとアレッサさん

排気量1169ccの空水冷DOHC4バルブの左右に飛び出すような形の水平対向ツインエンジン、通称”BMW伝統のボクサーエンジン”は最高出力は125馬力です。このエンジンは”空水冷”という空冷と水冷のいいとこどりの冷却方式です。水冷:空冷の割合は35:65。

それ以外にも、テレレバーサスペンションや積極的な電子制御によるライダー支援機能など、一般的なバイクと比べて”特殊機能"が盛りだくさん。

「アドベンチャーバイクのフラッグシップモデル」という位置付けに負けないこだわりや機能満載なバイクになっています。

快適性について、ゴールドウィンのようなツアラーにはさすがに負けますが、”オフロードも行ける”という点ではGSが有利。具体的には未舗装のキャンプ場などでも気兼ねなく走れますし、「究極のキャンプツアラー」と呼んでも名前負けすることはないでしょう。

アレッサさんのバイク歴

今回インタビューするアレッサさんのバイク経歴は以下。

YAMAHA YZF-R25→BMW RnineT scrambler→R1200GS Rallye→BMW R1200GS ADVENTURE(現在)

R1200GS ADVは2018年式でカラーはライトホワイト/コバルトブルーだそうです。

R1200GS ADVを選んだ1番の理由

ズバリ、BMW R1200GS ADVを購入した一番の理由は何だったのでしょうか?

アレッサさんは今のバイクを買う前にBMW R1200GS Rallye(ラリー)を所有されていましたが、1年ちょっとで”ADV”へ乗り換えたそうです。

乗り換えた一番の理由は「航続距離」でした

つまりガソリンタンク容量。

調べるとR1200GS Rallyeは20リットルなのに対し、R1200GS ADVはなんと30リットル!

「ガソリンを頻繁に給油したくない」という気持ちが大きくなり、”Rallye”から”ADV”への乗り換えを決めたんだそうです。20リットルでも十分多いと思うんですが・・・

R1200GS ADVでどこにいってどうやって遊んでいるか?

R1200GS ADVはアドベンチャーバイクなので日本一周的な感じで距離ガバガバなツーリングへ行っているのかと思っていましが、アレッサさんはR1200GS ADVで近場(1-300km圏内)でのキャンプツーリングがメインなんだそう。

R1200GS ADVでキャンプツーリング

R1200GS ADVでキャンプツーリング

アレッサさんは関東にお住まいですが、特にお気に入りのキャンプサイトは千葉県にある「ホウリーウッズ久留里キャンプ村」。年に何回も行くとの事です。

GSを買ったら長距離をはしる!みたいなイメージでしたが、荷物沢山でふらっとキャンプするのにも間違いない一台なのですね。

BMW R1200GS ADVを買ってよかった3つのポイント

アレッサさんはR1200GS ADVのどこに魅力を感じているのか。まずはここから聞いていきます

なおアレッサさんはR1200GS ADVについて「メリットや機能がありすぎて全部伝えきれない」とのことでした笑

ということで、”一般的なアドベンチャーバイクの良いところ”(長距離が楽、頑丈などなど)は今回は多くは語らず、「GSならではな良さ」を中心にインタビューしてきました。

1:30リットルという大容量燃料タンク

冒頭でも紹介しましたがR1200GS ADVはガソリンタンクが30リットルもあります。…車かな?

なおR1200GS ADVの燃費を聞いてみました。高速道路メインでの移動で燃費はおおよそ22-23km/l。つまりR1200GS ADVは概算でも600km以上を余裕で走ることができるという事です。

これは、一回の片道300kmのツーリングを無給油で行って帰ってこれるということ。…車かな?

アレッサさんは「ツーリング中に給油で停車しなくて済むし、ちょっとしたツーリングでは一度も給油しないこともありますね。このためにADVを買ったと言っても過言ではないです」とうれしそうに話していたのが印象的でした。

正直僕は「日本では100km間隔でたいていガソリンスタンドがあるのでアドベンチャーバイクって必要なのかな?」と思っていましたが、ツーリング中の給油回数が減ることで観光とか休憩とかに時間を回せますし想像以上に快適なのかもしれません。

ツーリングで確実に強い。

2:オートシフター・オートクルーズなどの先進電子機能

僕「ズバリよかった!と思える”使える便利機能”はなんですか?」

アレッサ「特にオートシフターは便利。とにかく楽。クラッチを使わないで左足を動かせばバイクが勝手にギアチェンジしてくれます」

R1200GS ADVは電子支援装置の塊

R1200GS ADVは電子支援装置の塊

ギアチェンジのたびにクラッチを握らなくていいのはレースだけでなく、長距離ツーリングでも恩恵があるそう。中には「クラッチ操作なくしてバイクと言えるの?」みたいな過激派な意見もあるかもしれませんが、クラッチ操作したければできるのでそういった心配は無用です。

おかげでツーリング出発から帰宅まで疲れを感じないと話していました。

そして、クルーズコントロール(オートクルーズ)も高速移動中は欠かせない機能。

クルーズコントロールとは「アクセル開度を維持してくれるなんかすごい装置」。高速みたいに一定のスピードで走る場合にスロットルを握り続けなくてよいので想像以上に楽なんだそう。

R1200GS ADVのスイッチボックス

R1200GS ADVのスイッチボックス

R1200GS ADVのクルーズコントロール中はハンドルについているトリガーでスピードをあげたり下げたり操作でき、ブレーキ踏むと切れます。アレッサさんいはく高速よく走る人には必須の装備だと話していました。

またリアサスペンションも電子制御なんだそうで、パネルからポチポチするとプリロードとダンピングが変わるんだそう。・・・車かな!?

サスセッティングもボタンで調整する時代!!

あとは、純正ナビもついておりスイッチボックスのジョグホールで操作できるらしいです。が正直Google Mapのほうが使いやすいそう。ただアレッサさんは「純正ナビはロマン」だと話していました。わかる。

インタビューしていて感じたのは「電子支援装置は確実にライダーの負担を軽減してくれるし、それがライディングの楽しみを損なわれるわけではない」ということでしたね。

3:ぶつけても無問題なエンジンガード類

冒頭で紹介したとおりR1200GS ADVは横に飛び出している水平対向エンジン。転んだ時のために信頼できるエンジンガードが初めからついています。

R1200GS ADVエンジンガード

R1200GS ADVエンジンガード

ガードのおかげで転んでも絶妙な設計のおかげか、致命的なダメージは全くないんだそう。しかも平地に倒しても、ガードのおかげで倒れる角度が浅いので引き起こしもやりやすいんだそうです。

R1200GS ADVはオフ車なのか!?

R1200GS ADVはオフ車なのか!?

なおアレッサさんはオフも走るようで、「多少ぶつけても全くダメージは無い」んだそう。木に突っ込んでも大丈夫だったことも実証済みとのことです(え)

まとめると・・・

BMW R1200GS ADVを買ってよかった3つのポイントは

  1. 30リットルという大容量燃料タンク
  2. オートシフター・オートクルーズなどの先進電子機能
  3. ぶつけても無問題なエンジンガード類

BMW R1200GS ADVで不満な3つのポイント

今度はR1200GS ADVの苦手なところにフォーカスしていきましょう!

1:ウィンカースイッチが遠い

電子制御てんこ盛りということでGPSが付いていると書きましたが、GPSを操作するジョグホイールが大きすぎるようで、ウィンカースイッチが他のバイクよりも遠いんだそう。

なのでウィンカー操作のたびにやや疲れるのが悩みなんだそう。これはオーナーじゃないとわからない悩みですね。。このあたりはドイツ人平均で設計されているのでしょうね。

BMW R1200GS ADVのスイッチボックス

BMW R1200GS ADVのスイッチボックス

あと、R1200GS ADVはウィンカーが自動で切れるらしいのですが、今まで切れたことがないと話していました(え)

2:R1200GS ADVはデカイ!

R1200GS ADVのレビューを読むと大体「大きい」という表現から始まります。

そしてアレッサさんも同じ感想。「デカい。すべてがデカい」とのこと。

R1200GS ADVの大きさがよくわかる

R1200GS ADVの大きさがよくわかる

まずエンジンがデカい(横にも)し、タンク(30L)もデカい。いろいろ装置もあるのでごちゃごちゃしているしガードもついてるのでさらにデカい。実際車重は267kg(走行可能状態、燃料満タン時)と重い部類です。

「デカい」ことで苦労するのがバイクの取り回し。特に狭い場所ではかなり気を使うそうです。ただ、「走り出せば極楽」とアレッサさんは話していましたね。

ローダウンモデル

アレッサさんはローダウンモデルを購入されたそうです。

R1200GS ADVのローダウンモデルではフロントサスペンションの突き出し量の設定やセッティングの違い、そして純正シートがローモードとなっているそうです。

R1200GS ADVはローダンウンなどの調整も電子制御

R1200GS ADVはローダンウンなどの調整も電子制御

3:K1600やS1000RRに比べるとギクシャクするオートシフター

アレッサさんはBMWの試乗会で他のモデルについて試乗する機会があったそうですが、BMW K1600やS1000RRに比べるとR1200GSADVのオートシフターはギクシャクするとのこと。「特に低いギアでギクシャクする」ようです。

ということでアレッサさんがR1200GS ADVに乗るときは、1-3速シフトアップする時はオートシフターだとスムーズではない(ガクガクする)のでクラッチを使ってるそう。

まとめると・・・

BMW R1200GS ADVで不満な3つのポイントは

  1. ウィンカースイッチが遠い
  2. R1200GS ADVはデカイ!
  3. K1600やS1000RRに比べるとギクシャクするオートシフター

R1200GS ADVはほぼメンテナンスフリー

BMWといえばメンテナンスは気になりますよね。

R1200GS ADVはシャフトドライブ

R1200GS ADVはシャフトドライブ

R1200GS ADVはチェーンがない(シャフトドライブ)のでメンテナンス不要ですし、アレッサさんはエンジンオイル交換もお店に任せる派ということで日常的なメンテナンスは何もする必要が無いようです。

伝統あるボクサーエンジンということで信頼もありますし、きちんと定期的にショップに出していればまず大きなトラブルはないと言えます。

BMW R1200GS ADVにおすすめな3つのカスタム

カスタムパーツについてもチェックしていきましょう。

といっても、アレッサさん曰く「R1200GS ADVは最初からガードもついているのでそんなにカスタムする箇所は無い」そうです。

とうことでアレッサさんはキャンプツーリングに行くということで、キャンプツーカスタムの方向性で聞いてみました。

1:パニアケース

「GSといえばフルパニア」という認識は僕だけではないはず。パニアケースのアドベンチャーバイクほどかっこいいものはないです。

フルパニアR1200GS ADV

フルパニアR1200GS ADV

パニアケースもGSなら色々出ていますがアレッサさんはBMWの純正フルパニアキットを導入したそうです。

これだけで鬼積載できそうですが、アレッサさんはさらにツアラテックのパニアケースブースターも導入してるそう。

泊りのキャンプツーリングだとフルパニアを活用し、日帰り等普段のツーリングではトップケースだけで十分なんだそうです。

パニアケースにはARAIのオフメットも入るので、オフロード走行だけヘルメットを変えて…なんて技もできるんだとか。未知の遊び方ですね・・・。

2:ヘッドライト・エンジンガード

ガード類といっても、フレームのガードは最初からついています。が追加で購入したほうがいいガードについて聞きました。

ヘッドライト・ガード

一人の時は問題ないですが、アドベンチャーバイクが前を走る場合に気を付けないといけないのが「前のバイクが飛ばす岩」です。

特に排気量が大きいバイクの後ろは色々飛んでくるようで、ヘッドライトのガードは絶対入れたほうが良い、とのこと。

R1200GS ADVのヘッドライトカバー

R1200GS ADVのヘッドライトカバー

透明のガードで社外製です

エンジンヘッドカバー・プロテクター

水平対向エンジンは横に飛び出す形のため転倒前提で専用のガードは最初からついていますが、尖った岩とか段差にヒットしたらおしまいです。

ということで、アレッサさんはエンジンヘッドカバー・プロテクターも装備しているそうです。やはりお高いバイクなのでリセールバリューも気になりますし、なにより安心ですよね。

X-Head_LC for BMW 水冷R1200モデル用シリンダーヘッドカバー・プロテクター
machineartmoto(マシンアートモト)

アレッサさんいはく、この手のガードを装備する唯一のデメリットは「(ガードを見て)オフロードに誘われる事」だそうですw

「ガード付けてるってことはオフいく覚悟があるってことですね?」と受け取られてしまうわけですねw

「ガード付けてるってことはオフいく覚悟があるってことですね?」と受け取られてしまうわけですねw

3:ツアラテックのパニアトッパー

パニアケースでも積載は十分ですが、ツアラテックのパニアトッパーを導入しているとのこと。

積載量を増やすのもそうですが、ツーリング中にこのパニアトッパーにものを入れておくと、荷ほどきをせずにさっと荷物の出し入れができるのが良いそう。財布とかカメラとかそういうやつですかね!

フルパニアにさらに追加

フルパニアにさらに追加

まとめると・・・

BMW R1200GS ADVにオススメの3つカスタムは

  1. パニアケース
  2. ヘッドライト・エンジンガード
  3. ツアラテックのパニアトッパー

オススメのキャンプ道具は?

アレッサさんはよくキャンプに行くということで、普段R1200GS ADVでどんなものを持っていくのかアウトドアギアリストを教えていただきました。

R1200GS ADVはキャンプツーリングにぴったり

R1200GS ADVはキャンプツーリングにぴったり

なお以下は”全てフルパニアに入るもの”だそう。これ以外にもパニアケースの上で固定したりしてもっと色々持っていているようです。さすがの積載力ですね。

  1. テント
  2. タープ
  3. シュラフ
  4. ツールボックス
  5. タープポール
  6. ブランケット
  7. クッカー
  8. OD缶
  9. 湯タンポ
  10. イス
  11. 焚き火台
  12. 折り畳みテーブル
  13. グランドシート
  14. 薪
  15. シングルバーナー

まとめ

まとめると・・・

バイク情報BMW R1200GS ADV
走行距離8000㎞
良いところ
  1. 30リットルという大容量燃料タンク
  2. オートシフター・オートクルーズ等の先進電子機能
  3. ぶつけても無問題なエンジンガード類
気になるところ
  1. ウィンカースイッチが遠い
  2. R1200GS ADVはデカイ!
  3. K1600やS1000RRに比べるとギクシャクするオートシフター
おすすめカスタム3つ
  1. パニアケース
  2. ヘッドライト・エンジンガード
  3. ツアラテックのパニアトッパー

インタビューした人

  • 名前:アレッサ
  • 愛車:BMW R1200GS ADV
  • アカウント:
  • 最後に一言:BMWはいいぞ〜!フルパニアのバイクはいいぞ〜!!

ぼっちバイカーのヒトコト

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ぼっちバイカー

無給油で600km走れて電子制御モリモリでオフも行ける。これ以上のツアラーはあるだろうか(いや無い)