こんにちは。ぼっちバイカーです。
Honda CBR250R(mc41)に乗られている きぴろ(@SanoMarket) さんにインタビューしました。

きぴろさん
タイトルのとおり”きぴろさん”のCBR250Rは走行距離5.5万km超えています。更に、この1年間で3万km以上走行しているのです。しかもエンジンオイル交換以外のOH等は一切していないノーメンテでこれ。
この記事では圧倒的なコストパフォーマンスを誇るhonda CBR250Rについて、良いところはもちろん、悪いところ、そしてオススメのカスタムパーツについて紹介します。
なお、きぴろさんについては以下記事でインタビューしていますので併せてチェック。
目次
CBR250R(mc41)ってどんなバイク?
CBR250Rは2011年にホンダから発売された「250ccフルカウルモデル」バイクです。
“市街地の走行から郊外のツーリングまで、幅広い用途で扱いやすい新型の軽二輪ロードスポーツ”として作られ、発売当時は新世代のCBRとしてかなり人気があったようです。
それもそのはず。新車価格で449,400円で完全新設計の水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ・単気筒250ccエンジン、新設計のトラス構造のダイヤモンドフレーム、そして近年では当たり前の「フラッグシップモデル譲りのデザインによるチープさを感じないマス集中フォルム。しかも高燃費で環境にも優しいという「優等生」っぷり。
間違いなく現在250ccスポーツバイクブームの先駆け的な存在として火付け役のマシンです。
CBR250Rを選んだ理由
ーーきぴろさんはなぜCBR250Rを選んだのでしょうか?
きぴろ:CBRを選んだ理由は「コストパフォーマンス」です。学生で正直予算は少なかったのと、維持費がかからない点が刺さって購入しました。もちろん単気筒がすき、というのもありましたよ。

きぴろさんのCBR250R
きぴろ:CBR250Rを購入したのは一年ちょっと前。中古の乗り出しで20万円くらいだったと思います。この時点で2万キロくらい走っており、店員さんからは「いつ壊れるともわからない」と説明を受けました。でも、試乗してみると「まだまだ元気だしいけるなっ」って感じたんです。購入後一年でおおよそ3万キロほど走行して現在ODOメーターは5.5万km。エンジンOHは一切やっていないですが依然絶好調だと感じています。
CBR250Rを買ってよかった3つのポイント
きぴろさんはCBR250Rのどこに魅力を感じているのか。まずはここから聞いていきます
1:CBR250Rは非常に軽く取り回しがしやすい
ーー軽さについて詳しく教えてください
きぴろ:CBR250Rの乾燥重量は161kgと軽い部類だと思います。私は体重40kgしかないのですがCBR250Rは軽く取り回しできるで安心なんです。取り回しやすいので街乗りでも乗りたくなっちゃいます。こういう点で女性にもお勧めできますし実際女性オーナーさんも多い印象です。

CBR250Rは軽くて取り回しも安心
あとこれはメリットって言って良いのか微妙ですが、私はよく立ちゴケをするのでバイクが軽いと引き起こししやすいのも気に入っています!
逆に軽さのデメリットにもなるのですが横風に弱いです。具体的には海辺を走っていると他の250ccバイクよりも横風を強く感じます。
2:CBR250Rは燃費が良い
ーー燃費がいいとはよく聞きますがどのくらいですか?
きぴろ:CBRの燃費はエンジンやギア比などの悪い状態でも30km/Lは間違いなく行きます。そしてきちんと調整・セッティングしていると、特にエコ運転をしなくても40km/L以上いけちゃますよ!

ガソリンスタンドでのCBR250R
ガソリンタンク容量は13Lですが実際にはそこまで入らない気がします。何れにせよ満タンで300kmは確実に走ることができるのでツーリングでも安心です。イメージとしてはショートツーリングなら2-3回は無給油でいけますし、ロングツーリング(3-400km)だと一回給油しています。ガソリンはもちろんレギュラーです。
3:CBR250Rは交換部品が多く出回っている
ーー交換部品とは具体的には?
きぴろ:私が純正から変えたのは前後スプロケット、チェーン、カウル、ヘッドライト、ミラーなのですがCBR250Rのパーツは汎用品が非常に多いので安く済ませることができました。やはりCBR250Rはオーナーさんも多いので沢山のメーカーからパーツが出ており、選択肢も多いです。
あとは、現行のCB250のシートも取り付けることができたりと互換パーツも結構あるのもうれしいですね。

きぴろさんは整備もやる
ーーその他メリットはありますか?
きぴろ:さすがホンダのバイク。これまで何度も立ちゴケしていますが不具合や不動車にはなっていないです。バイクを引き起こせば普通にそのまま乗ることができます。

Oh…
まとめると・・・
- 非常に軽いところ。取り回しがしやすい
- 燃費が良い
- 交換部品が多く出回っている
- 立ちゴケしても故障しない
CBR250Rで不満な3つのポイント
CBR250Rの不満だったり気になるポイントも見ていきましょう。
1:CBR250R(MC41)は足つきが悪い
ーー女性にもおすすめということで足つきは良いのかと思っていました
きぴろ:実はMC41と呼ばれる前期モデルはシート高780mmで、膨らんでいるようなカウルと横幅が長めなシートのせいで、足つきが悪いんです。女性におすすめ、と書いておいて実はあまり向いていないのかもしれませんね笑

特に私は159cmなので足つきには悩んでいますし、立ちゴケでミラーやカウルが割れることも涙
ただ、バイク本体は”軽い”ので引き起こしは苦労しないと思います。予算が許すならローダウンキットもあるのでチェックしてみてください。
2:CBR250Rは峠道でパワー不足を感じる
ーー具体的にはどんなシチュエーションでパワー不足を感じますか?
きぴろ:CBR250Rのパワー不足は登り道で感じます。特に登り道でのコーナーの立ち上がりは不満がありますね。過去に他の人の250ccのバイク(Ninja 250SL)に乗ったことがありますがあれと比べてもパワー不足を感じました。

坂道ではやや気を遣うCBR250R
CBR250Rは低速にパワーが振られているので発進等では不満ないです。街乗りも快適です。
3:積載性がない
純正のままだと積載はないです。スポーツバイクなのでここは仕方なしですね。

ステーなどをつけないとこんな感じ
積載を増やす方法としてGIVIのマウントにホムセンステーで固定しています。サイドのパニアケース(GIVI)とトップケース(安いやつ)の両方が使えるので積載量は十分ですね。私はミニマルなキャンプが好きなのでパニアケースの中はまだまだ余裕がありますし、今後アウトドアギアが増えても大丈夫だと思います。

ホームセンターのステーを駆使して・・・

GIVIのマウンタを装着
ーーハードケースにした理由は?
きぴろ:ハードケースにした理由は二つあります。
1つが雨対策。デイトナのソフトケースだと雨が降るたびにレインカバーをつけないといけないし結構めんどくさい。その点ハードケースなら雨を気にせずに走れます。
2つめは転倒時のこと。私は立ちゴケをしょっちゅうするので転んだときにもハードシェルだと中身は無事なので安心できるんです。

CBR250Rでキャンプツーリングも嗜む
その他CBR250Rで気になること
3つのデメリットが出ましたが、ほかにも無いか聞いていきましょう。
ーーCBR250Rは他の250比べて小ぶりに見える!?
きぴろ:CBR250Rは軽い理由として全体的に小ぶりなんです。たとえば新型のCBR250RRと並べると体格差の違いに驚きます。とにかく細い!!大型バイクの横などでも迫力負けしますしたまに原付と間違われることも。。。その代わり細い駐輪場にも自転車感覚で突っ込めるので悪いことばかりではないです。が、小ぶりに見えます(二回目)

ーー単気筒特有の振動はどうでした?
きぴろ:単気筒にしてみては少ない方だと思います。アイドリング時はマジェスティのほうが激しかったですし、マジェスティよりは振動は静かだと感じています。もちろんエンジン回転数を上げると振動は増えてきますが常用域ではまず気にならないです。長距離を走っていても疲れない理由のひとつかもしれません。
ーー過去に故障はありましたか
きぴろ:中古で買った時の状態がひどく、チェーンはサビサビでスプロケも波打ってましたし、ニュートラルスイッチ不具合も出ていました。

サビサビのチェーン
やれていたパーツを交換したらだいぶよくなりましたしエンジンOHは一切やってないです。プラグも5万キロは変えていないですし、バッテリ交換も一度もしていないです。既に3万キロ走りましたが特に不調は出ていないです。
ーー定期的に実施しているメンテナンスはありますか?
オイル交換は3000kmごとにやっていますがそれ以外は特にメンテナンスしていないですね。消耗品パーツ交換だけやっています。
まとめると・・・
- 足つき性が悪い
- 峠道ではパワー不足を感じる
- 積載性がない
CBR250Rでおすすめな3つのカスタム
きぴろさんにCBR250Rでオススメのカスタムを3つ聞きました。
1:可変ウィンドスクリーン
きぴろ:CBR250Rのスクリーンはそこまで防風性能高くないので、可変ウィンドスクリーンを購入しました。可変なのでスクリーンを上に動かせるんです。もちろん風受けたいときは下げればいいだけ。

可変ウィンドスクリーン
長距離になればなるほどありがたみがわかりますね。ゲルザブよりも効果ありました。可変ウィンドスクリーンは3000円で売ってるのでかなりオススメです。
2:イカリング風ヘッドライトバルブ Camelight
きぴろ:CBR250Rのヘッドライトはハロゲンなので暗く夜道が不安です。そこでLEDのヘッドライトバルブへ交換しました。しかもイカリング風なので変化を楽しめます。

LED化したCBR250R
この商品の何が良いって、LEDリレーもバルブに内蔵されている点。バルブ交換みたいに取り付けられるので整備初心者でも交換できてしまいます。
きぴろ:・・・実はこのパーツに関して私のブログで記事書いたら読者から「こんなバルブじゃ車検通らないからブログで宣伝するな」と言われました。が実際に調べたら(少なくともブルーは)通ることがわかりました。
3:ホイール リムステッカー
きぴろ:ドレスアップパーツですが、青色のリムテープを貼っています。値段も安いし印象が変わるのでおすすめです!!

リムステッカー
外装の一部を塗装したら失敗した話
CBR250Rの黒い外装を一部白く塗装したのですが、失敗したんです。「初心者は自家塗装はやめとけ!何も調べず自家塗装した結果(外部サイトへ移動)」で書いているのでぜひ読んでみてください。

ビフォアー

アフター
スポーティにしたくて黒い部分を白くしたらガンダムっぽくなり、満足しています!
まとめると・・・
- 可変ウィンドスクリーン
- イカリング風ヘッドライトバルブ Camelight
- ホイール リムステッカー
次に乗り換えるなら?
きぴろ:スズキ V-storm650かホンダ NM4です。
やりたいことの方向性が決まっていないのですが、キャンプをもっとするならダート含めて走破性を求めたいのと積載性もよくなるのでV-strom1000が気になっています。あと、元々ビックスクータータイプのバイクが好きなので、NM4はデザインがかなり刺さりました。
いずれにせよ、今は普通二輪の免許しか持っていないので、次は大型にステップアップしようと思っています。
まとめ
まとめると・・・
バイク情報 | Honda(ホンダ) CBR250R(mc41)2011年式 |
走行距離 | 約30000km |
良いところ |
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気になるところ |
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おすすめカスタム3つ |
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インタビューした人

- 名前:きぴろ
- 愛車:Honda CBR250R(mc41)2011年式
- バイク歴:5年
- アカウント:Follow @SanoMarket
- 最後に一言:とにかく手頃にフルカウルに乗りたい方にオススメのバイクです!
ぼっちバイカーのヒトコト
ぼっちバイカー
ここまできたら10万km目指してほしい!!