ヨーロピアンスクーター、adivaとプジョーの並ぶショールームへ行ってきた!!

どうも秀吉です。

ヨーロピアンスクーターと言えば日本でも知名度の高いベスパ、モッズスタイルの象徴でもあるランブレッタなどがありますよね。いずれもイタリアのバイクなんですが、この他に日本に入ってきているネオレトロなヨーロピアンスクーターのひとつにフランスのプジョー製のスクーターがあるのをご存知でしょうか。

Django 125 Evasion ABS Carrot Orange

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プジョーと言うと車のイメージが強いかも知れませんが、2018年には120周年を迎えた歴史あるモーターサイクルブランドでもあります。
今回は、そんなPEUGEOT MOTOCYCLES(プジョーモトシクル)のショールームに行ってきたので、どんな雰囲気か紹介したいと思います!!
ちなみにショールームという名前ですがちゃんと車両の販売もしてるところですからね!

S55

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ショールームへGO

ショールームの入り口にはこんな感じの縦型液晶モニターがあり、目印になっています。

ADIVA(アディバ)と書いてますがこれはADIVAという会社がプジョーモトシクルの正規輸入、販売をしているためADIVAショールームという名前になっています。

ちなみにADIVA自体も立派なイタリアのバイクブランドです。そのADIVAのショールームでもあるわけです。ちゃんと中にプジョーのバイクもちゃんと展示されてますよ!

看板などにもADIVAと大きく書かれているのはADIVA社の本社でもあるから。ちなみにただの輸入代理店ではなく、ADIVAの一部のバイクのエンジンはプジョー製・・という繋がりもあったりします。

中に入ってみよう

中に入るとこんな感じ。天井がむき出しですが、僕はバイクのショールームなので無骨で全然アリだと思います。あちこちにプジョーのスクーター、特にジャンゴが並んでいますね。

ちなみに正面でこっちを向いて停まっているのはADIVA製の電動スクーター、VX-1です。
当たり前ですが普段からこんな「場所がなかったのか?」とでも思ってしまいそうな邪魔なところに置いてるわけではないですよ!あとでお借りするためにわざわざ動かしてくださってるADIVAさんの優しさですからね!
ちなみに全体のスタイリングはこんな感じ。

adiva VX-1

右手には現在取り扱いのあるプジョーのバイク三種類がお出迎え。(奥二台は同じ種類)

手前(右)からジャンゴ、シティスター、スピードファイトの順。
今回はこの一番手前のジャンゴと、前述したVX-1に試乗させてもらうべくショールームを訪問しました。

ドーンとこんな感じで、広いショールームです。ちなみにすぐ後ろは壁ではなく、まだもう少し後ろに下がれます。

巨大モニターもあって目を引きます。大きいので外の通りからも見えるんですよね。

あっ、すいません、僕の私物が散らかっていますね・・次から気を付けます!
ちなみにジャンゴや他のプジョーのマシンがいいポジションを占領していますが、ちゃんとADIVAのマシンも展示されていますよ!

入り口から遠いところに飾られていて少し可哀想でしたが、窓際なので外から興味を示して覗き込んでいる方や、訪問してきた僕ら以外のお客さんも奥まで行って見ている方もいたので、奥にいてもそれだけ存在感があるという風にも思えますね!

プジョーモトシクルのカタログに乗っているモデルが多数展示中

ショールームというだけあって、取り扱いのあるモデルのほとんどが並んでいます。「カタログのこれの実車が見たくて来たのにそのマシンがない・・」なんて事にはなりにくいかも。
ただ、展示車両は随時変わるのと、試乗車を兼ねているマシンもあるのでお目当てのモデルがあるなら先に確認しておくと安心ですね。

せっかくたくさん並んでいたので、プジョーのスクーターの紹介だけざっとしていきます!

シティスター


こちらのシティスター、特徴は「メイドインフランス」です。他のプジョースクーターは生産はフランスではないのですが、このシティスターはいまだにフランスで生産を行っているモデル。
ネガティブな情報にはなってしまいますが、フランス生産のためお値段は少々高めです。125ccのスクーターですが一番安いABSなしのモデルでも47万円から・・です。ABS付きだと50万円越えてきます。
でもメイドインフランスですよ?かっこいい…
よし次!

スピードファイト


スピードファイトシリーズはレーシーなスポーツスクーターという感じ。日本車で例えるとYAMAHAのシグナスXのようなポジションのバイクですかね。このスピードファイト、面白いアタッチメントがついています。スクーターってスマートフォンマウントとかをつける場所で困る事がありませんか?

実はこのスピードファイト、なんとスマホマウントが最初からついています。このマウントは・・きっとラムマウントのXグリップですね。

ETC標準装備とかはよくあるけどスマホマウント標準装備のバイクは聞いた事がないですね。スマートフォンはカーナビとしてバイクに乗る際に欠かせないデバイスとなってきているので、どんどん純正装備のバイクが増えると嬉しいです!
次!

ジャンゴ

では今回お借りするジャンゴシリーズについて!実はジャンゴシリーズはめちゃくちゃ種類があります。
先ほどシティスター、スピードファイトと一緒に並んでいたトップボックスのついたシックなツートンカラーのあれはジャンゴアリュールです。

それに対して、ゼッケンナンバーのついたレーシーなスタイリングのこちらはジャンゴスポーツです。

色違いのこちらも。ちょっと写真だと分かりにくいですが、どちらもセンターストライプもデザインされています。その他、黒いホイールなどもスポーティーでいいですね!

こちらはジャンゴエバージョンシリーズ。タックロールのシートやさわやかなツートンカラーが特徴で、さっきのジャンゴスポーツに比べるとアーバンなスタイリングですね!!

そしてこちらは最もシンプルなジャンゴです。ジャンゴ〇〇とか言わない、一番シンプルなモデル。ジャンゴシリーズはツートンカラーが多いですが、個人的には乗り物のカラーリングはワンカラーの方が好きなので、このシンプルなジャンゴもとても好きです。

オプションパーツの展示もある

バイクだけではなく、オプションパーツの展示もあります!
トップボックスなどが棚に飾られています。プジョーのライオンのロゴ付きでいいですね!車で認知度の高いロゴなので、このトップボックスは目立ちますね!ちなみにGIVIのOEMなので安心。

奥にある赤と黒のやつはU字ロックです。

僕もショールームに訪問した時には「なんでここにU字ロックが?」と思ったんですが、さっき載せた写真を見てもらうとわかると思うんですがジャンゴシリーズはどれもホイールの穴が小さすぎるんです。その代わりおしゃれなんですけど。
なので、お借りした後でホイールにチェーンを通す方式のバイク用コインパーキングに停めようとしたら、そのチェーンがなかなか通らないんですよ。そのくらい穴が小さいのです。
なので、普通のU字ロックやチェーンロックをつけようとしてもおそらくほぼ使用不可です。もしくは、つけられるとしたらチェーンが細すぎて防犯上意味があるのか分からなくなってくると思います。
そこで専用品があるわけですね。

ショールームは国会議事堂のすぐ近く!

さてさて、ご紹介したこのショールームなんですが、なんと都内のど真ん中、港区の赤坂にあるんですよね。がっつりビジネス街。

※土曜日に訪問したので人通りが少ないですが、平日は多くの人が行き来する場所です。

地図で言うとこの辺り。国会議事堂や内閣府の近くで、多くの警察官がウロウロしているような場所です。

ちなみにここにショールームを構えた理由ですが「平日は多くの人が行き来する場所だし、多くの人の目にとまるから」だそうです。宣伝目的が大きいというわけですね!
都心でこれだけ広いショールームが作れるテナントというのもなかなかないと思うんですが、ショールームを作るにあたっていいタイミングでここが空いていたそうです。

・・ちなみに僕は「ヨーロピアンスクーターという乗り物を推していく上で、赤坂という土地をあえて選んでいて、きっとブランドイメージを向上させる戦略なんだろうな!!」とか勝手に深読みしていたんですが全然違いました。うわあ恥ずかしい。


なお、ショールームの中の様子はこのグーグルストリートビューで見る事が出来ます。
グーグルストリートビューでショールームの中を歩いてみる

ジャンゴとVX-1のインプレッション記事も近日中にアップします!それではまた!